2018年 08月 16日
硬水と軟水はどう違うの!?
硬水と軟水はどう違うの!?
地下を流れる水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が含まれています。
1L中に含まれるカルシウムやマグネシウムの質量を硬度と言います。
カルシウムが人体に不足してくると、どんな影響が出てくるのでしょうか?
高齢になると、骨粗しょう症という骨がもろくなり、転倒すると骨折しやすく
なる現象が起こるようになります。
ここで、ミネラル成分が人体にどういう働きをするのかも確認しておきましょう。
ミネラルとは、人体を健全に維持する必須栄養素である5大栄養素の一つですね。
その成分の種類は非常に多く、100種類以上もありますが、代表的なものとしてカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛を含んでいます。
それは、”元基”と言われて人体の内部でつくることは出来ません。つまり、体外から接種しなければならないのです。
たとえば、カルシウムは骨や歯を、鉄は赤血球を、マグネシウムはタンパク質の合成やエネルギー代謝の促進に深く関わっています。
このミネラル成分が不足してくると、人体にどういう影響があるかは容易に想像できるはずです!
ましてや、亜鉛は免疫力や生殖機能の維持に欠かせません。
しかし、現代人の多くの人に、この重要なミネラル成分が不足しがちであるといわれます。
それは、戦後の日本社会の食卓が欧米化したことが大きな原因です。
話をもどしますが、硬水と軟水の区別ですが世界保健機関(WHO)の基準では
1L中のミネラル成分が
0~60mg→軟水
120~180mg→硬水
と定めています。
日本の国土は地下水脈が短いため、硬度が低く軟水が多いのですが、ヨーロッパなどでは
硬水が多いようです。
欧米食は肉類が主体ですので、カルシウムが多く含まれる硬水が健康のためには
良いですね。
ただし、軟水はのど越しもよく美味しく飲めますが、硬水は喉にキリッとした感じがあるのが特徴です。
また、硬水で野菜などを煮付けると少し固めになります。
それぞれ、メリット、デメリットありますのでうまく使い分けることことが
大事ですね!
非常時の備蓄水は、ライフラインの基本です。安全で確かな水を確保しておきましょう!
by japanesehisutory
| 2018-08-16 11:05
| 【飲料水】